2017年07月22日

ユーロドルは2年ぶり高値圏で長期トレンド転換をかけた攻防へ

ユーロドルは2年ぶり高値圏で長期トレンド転換をかけた攻防へ
金融政策は現状維持を決定した20日のECB理事会後、ドラギ総裁会見では経済見通しなどで強気姿勢を見せ、テーパリングについては秋に協議するとの発言。
6月末の「デフレからリフレへ」のドラギ発言以降、市場では急速に高まっていた出口戦略への思惑を後退させることなく、その流れを加速させた形となり、ユーロドルは週末までに1.16ドル台後半へ。高値では一時1.1680ドル台まで上昇し、2015年8月24日以来1年11カ月ぶり、日足終値ベースでは1.1660ドル台で2015年1月14日以来、2年半ぶりのユーロ高ドル安水準。
残り1週間となった7月は前月末から240ポイント、2.4%上昇し、5カ月続伸もほぼ確実の状況。

そして、2015年後半から2年間続く底値保ち合いの上限との攻防を迎える状態となってきました。
目安となる水準は2014年5月高値から今年1月安値までの38.2%戻しとなる1.173ドル台。
この2年間でトリプルボトムを形成していることもあり、このネックラインとなる38.2%ラインを超えることができれば、長期的には1.3ドル台を目指すような流れとなる可能性もありうることに。

この夏、トランプ政権への期待後退によるドル安にも支えられ、ユーロドルは長期トレンド転換をかけた熱い戦いが始まることになりそうです。

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posted by オージーマム at 17:12| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 週間騰落率 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月15日

2年ぶり高値の豪ドルストレートは中長期上昇トレンド入り!?

2年ぶり高値の豪ドルストレートは中長期上昇トレンド入り!?
イエレンFRB議長の議会証言でのインフレ注視、週末にはそのインフレ指標が低調となってドル売りが進行し、中国の貿易収支での黒字幅拡大などを好感し、豪ドルが買われた週。
豪ドルストレートは買われっぱなしの6日続伸、週間では226ポイント上昇し、騰落率+2.97%となるのは昨年2月末以来1年5カ月ぶりの大幅高。

週末の高値では昨年4月21日以来、1年3カ月ぶりとなる0.7830台まで上昇し、終値0.7820台は2015年5月21日以来2年2カ月ぶりの豪ドル高ドル安水準。
昨年以降、52週移動平均線をはさんでの保ち合いが続き、今年に入って下値を切り上げ始めると三角保ち合いを形成していましたが、この上限を今週、一気に上抜けた形です。
週足三役好転で、中長期トレンドが上方向へと加速しそうな勢いとなってきました。

長期的には飛び乗っておきたい衝動にも駆られますが、短期的にはやや急騰し過ぎで乗り遅れ感も漂うところです。
水準的には2014年前半の保ち合い高値0.9500ドル台から2016年1月安値0.6820ドル台までの38.2%戻しにもほぼ到達し、一服感も生じそうな水準。
また、今年3月高値圏の頃のMACDの高値を上抜けておらず、ダイバージェンスとなる可能性も残されます。
ここはいったん押し目を待ち、改善傾向が続く豪雇用統計の結果も確認し、RBAの利上げ観測再燃の兆しを踏まえて判斷したいところです。

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2017年07月08日

SARB国有化懸念で急落の南アランドは8円割れリスクも

SARB国有化懸念で急落の南アランドは8円割れリスクも
8.70円の上限ラインを超えられない状態が3カ月余り続いていた南アランド円、5日には突然の与党アフリカ民族会議の南アフリカ中銀(SARB)国有化提案を受けて急落。6月以降の保ち合い下限となってきた90日移動平均線を、一目均衡表の雲のねじれのタイミングで下抜ける形となりました。
週末にはドル円の上昇に支えられて雲の上限と90日移動平均線付近まで反発し、保ち合い再開への可能性も残した状態とはなっていますが、対ドルでの南アランドの反発は限定的、6月半ばからドル高ランド安トレンドがスタートしており、6日には5月10日以来ほぼ2カ月ぶりのランド安水準となっています。

対ドルでのランド安トレンドがもうしばらく継続した場合、ドル円の上昇トレンドも続かない限り、南アランド円の保ち合い再開は不可能となります。
中銀の独立性を阻害するおかしな提案の真意は不明ですが、またしても政局絡みでの市場混乱要因となってしまったようです。
この件の行方と、ムーディーズのもう一段階の格下げリスクも残され、さらに英・欧のテーパリング、利上げ論も出始めたことによる欧米通貨高新興国通貨安の流れが南アランド円の足を引っ張ることにもなりそうです。

8.50円付近から8.70円までの保ち合いを再度、完全に下抜けるようだと、4月安値、8円割れが意識されることにもなりそうです。

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posted by オージーマム at 17:06| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 週間騰落率 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月01日

2017年6月 主要通貨ペアの月間騰落率ランキング

1位NZDJPY78.42 => 82.40
NZドル円:+5.08%(+3.99円)
2位AUDJPY82.29 => 86.44
豪ドル円:+5.04%(+4.15円)
3位AUDUSD0.7429 => 0.7688
豪ドル米ドル:+3.49%(+0.0259ドル)
4位EURJPY124.53 => 128.41
ユーロ円:+3.12%(+3.88円)
5位GBPJPY142.75 => 146.46
ポンド円:+2.60%(+3.71円)
6位ZARJPY8.44 => 8.59
南アランド円:+1.69%(+0.14円)
7位EURUSD1.1242 => 1.1421
ユーロドル:+1.59%(+0.0179ドル)
8位USDJPY110.77 => 112.43
ドル円:+1.50%(+1.66円)


NZドル円の1位は昨年8月以来、10カ月ぶり。
ドル円の最下位は1月以来、5カ月ぶり。
全通貨ペアがプラス圏となるのは2013年9月以来、3年8カ月ぶり。

6月末時点での20カ月移動平均線との関係を比較すると、

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posted by オージーマム at 17:50| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 月間騰落率 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月24日

トレンドレス相場の南アランド円、ブレイクで9円台か8円割れへ

トレンドレス相場の南アランド円、ブレイクで9円台か8円割れへ
材料難もあり、為替市場全般に小動きとなった週、南アランド円も8.50円割れから8.60円台までのレンジで方向感なく推移。ADXは週末に今年初の1桁台へと低下するトレンドレス状態。
三角保ち合い上抜けには何度もトライして失敗、最近は8.70円を上限ラインとし、8.49円辺りで水平状態となってきた90日移動平均線付近が下限となる保ち合いを形成し始めた様子です。

保ち合い長期化に伴い、レンジブレイク後のトレンド発生による大幅変動の可能性も高まるところです。上限ブレイクなら1年8カ月ぶりとなる9円台到達、下方ブレイクの場合には4月以来の8円割れも意識されそうです。

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posted by オージーマム at 17:20| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 週間騰落率 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月17日

豪雇用好調を背景に堅調な豪ドル円、三役好転前に一服感も

豪雇用好調を背景に堅調な豪ドル円、三役好転前に一服感も
今週発表された5月の豪雇用統計では失業率が5.5%となり、2013年2月の5.4%以来、4年3カ月ぶりの低水準まで低下。ブレの大きい雇用者数の伸びも3カ月連続の4万人超。
好調が続く豪雇用市場を背景に豪ドル円も堅調推移となってきました。
先週まで保ち合いからやや軟調気味に推移していた豪ドル円は今週、MACDがシグナルラインを上抜けてゼロライン超え、ロウソク足はボリンジャーの+2シグマラインを超え、転換線が基準線をゴールデンクロス、遅行線もロウソク足を上抜け、三役好転目前という状態に。

しかし、一時的には上抜けた雲の上限と90日移動平均線、そして5月高値で何度も上値を押さえられた84.50円ラインがまたも抜け切れない状態にもあります。
さらに、過去の推移を振り返ると、2014年11月高値から2016年6月安値までの50%戻しを今年2月に達成して反落、2016年6月安値から今年2月高値までの38.2%戻しを4月に達成して反発、そして今年2月高値から4月安値までの50%戻しの水準84.80円に今週末ワンタッチして反落、という状況。

堅調推移へと向かおうとしているようにも見える豪ドル円には、一服感も漂い始めます。

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posted by オージーマム at 17:17| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 週間騰落率 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月10日

ムーディーズの南ア格下げは1段階もリセッション入りで暗雲

ムーディーズの南ア格下げは1段階もリセッション入りで暗雲
ムーディーズが週末に発表した南アフリカの格付けは「Baa2」から「Baa3」へと一段階のみの引き下げにとどまり、ジャンク債入りを回避。
しかし、見通しは引き続き「ネガティブ」。ズマ政権が続く限り政情不安や財政再建も進まず、いずれはS&Pとフィッチに追随する形でもう一段階の引き下げへの警戒感も残ります。

そして、何より今週ランド売り材料となったのは火曜日に発表された1-3月期GDP。予想に反して前期比年率で-0.7%と大幅下振れ、2期連続でのマイナス成長となり、8年ぶりのリセッション入り。政情不安に加えて財政不安と景気不安が今後の南アランド相場に大きく影を落とす状況に。

チャート的にも南アランド円は三角保ち合い上抜けに失敗し、最近の上限8.70円の壁にも跳ね返される形に。
週末時点では21日移動平均(8.52円)をわずかに下回り、90日移動平均(8.49円)との攻防へ。転換線(8.54円)を下回り、三役好転は崩れ始め、MACDはシグナルラインをデッドクロスする下落サイン。

当面は雲の上限(8.43円)、基準線(8.41円)などでのサポートはあまり期待出来ず、雲の下限や三角持ち合い下限、ボリンジャーの-2シグマラインなどが集中する8.27円近辺から200日移動平均線の8.16円辺りまででサポートされるかどうか。
ムーディーズの発表が週末だったこともあり、週明けの市場反応もやや気になるところです。

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posted by オージーマム at 16:41| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 週間騰落率 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする